Osmo Pocket とMobile 2 両方使って比較してみた
友人からOsmo Pocketを借り、それとは別にOsmo Mobile 2を購入したので、比較してみました。結論はOsmo Pocketマジすげーって話です。
まずは両者のスペックから
Osmo Pocket と Osmo Moblie 2 のスペックの比較
Osmo Pocket | Osmo Moblie 2 | |
---|---|---|
動画解像度 | 4K/60fps | スマホに依存する |
稼働時間 | 140分 | 15時間 |
充電時間 | 73分 | 2.5時間 |
サイズ | 121.9 × 36.9 × 28.6 mm | 295 × 113 × 72 mm |
重量 | 116g | 485g |
値段 | ¥44,450 | ¥16,600 |
メモ | すぐに使える ポケットサイズ |
使用前に調整が必要 予備バッテリーとして使用可 |
Osmo Pocket と Osmo Moblie 2を使ってみて
スペックを見比べるとわかるんですが、まずサイズに圧倒的に差があります。名前の通りですが、Osmo Pocketはポケットに入れられるほどに小さく、Osmo Moblie 2はティッシュの箱よりも大きいぐらいなので、持ち運びを少々ためらってしまうサイズ感でした。
Osmo Moblie 2の面倒なところは手動で「いい感じ」にバランスをとってあげる必要があるところです。Osmo Pocketが起動するだけ、もしくは起動してスマホに接続するだけ、のところをOsmo Moblie 2はスマホをホルダーにセットし、位置を中央に合わせ、さらにスマホが水平になるように位置を合わせる必要があります。さっと取り出してすぐに撮影するということはOsmo Moblie 2には難しいようです。
代わりにOsmo Moblie 2 は稼働時間が15時間と長く、USB端子からスマホの充電をしながら撮影ができるので、充電の心配なく使用することができます。Osmo Pocketは2時間ほどしか使用できないので、長時間使用するには少し不安かもしれません。
結局 Osmo Pocket と Osmo Mobile 2 どっちがいいの?
わたしは『Osmo Pocket』をオススメします。
いつ使うかわからないけどとりあえず持っておきたいということであれば、サイズ、重量、起動の速さからOsmo Pocketがオススメ。面倒くさがりな方、手軽に使いたい人もこちら。
長時間撮影したい、予算はあまりないけどジンバルを導入したい人にはOsmo Mobile 2がオススメです。「こんな動画を創りたいんだ」と強い気持ちをお持ちの方は理由がなければこちら。
Osmo Mobile 2で一番怖いのは持ち運び、設定を面倒に感じてしまって使用しなくなるというのが起こりうる最悪の事態だと思いますので、面倒くさがりな方はOsmo Pocketを購入することを強くオススメします。
どちらにしても動画のクオリティは格段に上がり、動画撮影、編集が楽しくなるのでぜひ使ってみてください。
OsmoMmobile 2のちょっとした困りごと
バンカーリングが邪魔になることが一つ挙げられます。使ってなければもちろん何も問題ないです。
わたしの場合はOsmo Mobile 2を使う時のみバンカーリングをはがして、リングを指にはめておいて使用しています。剥がしても再度使えるものなので助かりましたが、だんだんシールにゴミが増えてそうなのと、代わりに貼っておくものを用意しないとバンカーリングを手に持ち続けないといけないのは不便に思うポイントです。
スマホに特殊なケースなどを使用している場合は注意です。
以下はわたしが困ったことの解決策
実際にわたしが使用した際にやり方がわからなかったので、メモがてら載せておきます。
Osmo Pocket トラッキングの使い方
Osmo Pocket単体で使用する際には画面をダブルタップするとトラッキングしてくれます。
さて、問題のスマホの場合です。上にならってダブルタップとかすると罠にはまります。実際のやり方はとても簡単 DJI Mimoを起動して追従して欲しいものの上をスワイプする(指でなぞる)だけ。知らないとどこかに機能が...とかダブルタップしてみたり...とかやりたくなりますが、追従したいものの上を指でなぞるのが正解です。
Osmo Moblie 2 アクティブトラックの注意点
トラッキングをONにした瞬間、ジンバルがぐりんぐりんとあらぬ方向を向くことがあります。解決方法はスマホの縦向きのロックをOFFにしましょう。
すると対象をトラッキングしてくれるようになります。